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コラム

2024.09.20

(仮)不動産ローンが通らない方へ。通るコツ・解決策をご紹介

不動産ローンの審査に落ちてお困りの方へ

住宅ローンの審査に通らない場合、どうすればいいのでしょうか?

審査に落ちても再チャレンジは可能ですので、審査が通るコツと解決策を不動産会社が直伝いたします。

なぜ審査が通らないのでしょうか?

理由としては大きく分けて5点あります。


  1. 収入・年収の問題



  2. 信用情報の問題



  3. 他のローン問題



  4. 年齢の問題



  5. 持病・病気の問題


ひとつづつ詳しくご説明いたします!


収入・年収の問題

不動産ローンの審査では、収入の安定性が非常に重要視されます。

金融機関は、借り入れ額が年収に対して無理のない範囲かどうかを厳しくチェックします。

返済比率(年収に対するローン返済額の割合)が高すぎると、返済のリスクが高いとされ、審査に落ちる可能性が高まります。

特にフリーランスや自営業の方は、収入の波が大きいことが多く、たとえ高い年収を得ていても、月ごとや年度ごとの収入に大きな変動がある場合、銀行は「返済が難しくなるリスクがある」と判断することがあるのです。さらに、会社員と異なり、フリーランスや自営業者は雇用保証がないため、将来的な収入が不確実と見なされがちです。そのため、収入が不安定な人に対しては、ローン審査が厳しくなることが多いです。

 

信用情報の問題

過去にクレジットカードや消費者ローンの返済を滞納していた場合、その記録は信用情報機関に残っています。この情報を基に、金融機関があなたの信用度を評価するので、ローン審査に影響してきます。

特に3ヶ月以上の延滞があると、ブラックリストに登録される可能性があり、これが残っている限り、ローンの審査に通ることは非常に難しくなります。

 

他のローン問題

複数の金融機関から借り入れをしている場合や、クレジットカードのリボ払いを頻繁に利用している場合も信用情報に影響します。

多重債務状態では、返済の負担が増え、借り手の返済能力が疑われるため、金融機関は新たなローンのリスクを避けようとするためです。

 

年齢の問題

借り手の年齢も重要な要素の一つです。年齢によってローンの返済期間や審査の条件が異なり、特に高齢の方がローンを申し込む際には、いくつかの制約や問題が生じることがあります。

金融機関は、借り手がローンの全額を返済できるかどうかを審査する際、完済時の年齢を基準にします。多くの金融機関では、完済時の年齢が80歳を超えないように設定されています。たとえば、55歳でローンを申し込む場合、25年ローンを希望すると完済時の年齢は80歳になります。このため、55歳以上の方が長期間のローンを希望する場合、審査に落ちやすくなることがあります。

 

持病・病気の問題

収入や勤務状況だけでなく、借主の健康状態も重要な審査項目の一つです。特に、持病がある場合、完済できるかを判断要素とするため、審査に影響が出る可能性があります。

金融機関によっては、団体信用生命保険(団信)に加入することを必須条件とする機関もあります。団体信用生命保険は持病がないこと・健康上の問題を抱えていない場合のみ加入できる保険です。したがって、団信に加入できない健康状態の場合はローンを利用できない可能性があります。

 

審査が通るコツと解決策

年収の問題

住宅ローンが通らない理由が収入・年収である場合、審査が通るまでの解決のハードルは高めになります。ただし、ご結婚されている場合やペアローン・収入合算で解決することもあります。

現在の状況のままではローン審査が通らない場合は、年収が上がる転職をして一定期間働いた後に再検討することや、融資額を下げて申請するなども検討すべきことになってきます。

お客様のご希望を鑑みて、サポートをさせていただきますので、是非ご相談くださいませ。

 

 

信用情報の問題

過去に一度でも返済に遅れがあり、いわゆるブラックリストに掲載されている人でも、延滞の内容や時期によっては柔軟に評価していただける銀行・金融機関もあります。また、現在のご自身のご状況や頭金の額などによっては問題なく審査が通る可能性があります。

 

 

他のローンの問題

現在も抱えているお支払いがある場合は、残債を一括返済できる見込みがあれば、まずは返済してから再審査を検討することをおすすめします。

また、あと数ヶ月後で多重債務の返済が終わりそうな場合は、不動産の購入を一旦延期された方が、近い将来、より確実に住宅ローンの審査に通過する可能性は高まります。

どちらも当てはまらない場合は、多重債務に関する審査基準は銀行・金融機関によって異なりますので、審査の通りやすい機関を選択することが早期解決に繋がります。

 

 

年齢の問題

ある銀行では年齢が理由で融資を提供しなかったとしても、別の金融機関では別の角度から評価をしてもらえ、問題がなく融資を受けられる場合もあります。

また、返済期間を短期に、ボーナス返済をうまく活用し、完済できる証明をすることで審査に有利に働きます。

 

 

持病・病気の問題

融資の審査にあたり、健康上の問題をどれほど重要視するかは銀行ごとに異なります。

そのため、すでに住宅ローンの審査に落ちているご状況の場合は別の銀行へ依頼することで解決できる見込みはあります。また、現在の病状が落ち着いている場合は、医師に診断書を作成してもらい、将来的にも問題がないことを証明しましょう。


ワイケイでは、倉敷に根付いて約30年の実績を持つ不動産仲介業者です。

さまざまなケースのお取引の契約実績がありますので、不動産ローンでお困りの方のサポートを最大限させていただきます。

まずは、諦める前にぜひ私たちへご相談くださいませ。

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